
大学卒業後商社を経て、1979年リクルートに入社。企業の事業戦略を推進する為の人材情報誌事業に携わり、新宿支社長をはじめ、首都圏の営業部長、新規事業開発部長を勤める。
現在は、日本初のヒューマンリソースを活かしたインキュベーション事業会社インターウォーズ株式会社の代表取締役。各企業の30を超える事業開発インキュベーションや自治体の新産業創出のアドバイザーや講演活動等を行っている。事業創造大学客員教授 ニュービジネス協議会理事
カーテンコール
2006年08月27日
日曜、下関を舞台に、映画館で働く青年の昭和30年代~現代を繋ぐ人間ドラマ「カーテンコール」を観た。時代の変化の中で映画と共に衰退とともに、生きる人々の物語は、在日朝鮮人に対する在り方をはじめ様々なテーマを包含した作品で、「家族」や、「人」との繋がりを考えさせられる、何ともいえない余韻の残る感動的な作品だ!

投稿者: 吉井 日時: 17:02 | パーマリンク
第一義
2006年08月19日
夏休みに、上越の上杉謙信の菩提寺の林泉寺で「第一義」という言葉に出会った!
世の中のすべての現象、存在は、因と縁(出会い、ふれ合い、かかわり合いなどのめぐり会いによって、生じたり、滅したりする理)で、成り立っている。
人は、この「めぐり会う縁」を大切に、ひたすら丁寧に生きることに、素晴らしい人生が、開けるのだと・・

投稿者: 吉井 日時: 15:02 | パーマリンク
宿根木
2006年08月17日
過日、佐渡の宿根木に行って、「日本の原風景」とでもいうような景色に心癒された!
小木港沿いにある江戸時代の風情をそのまま残す民家が立ち並び、情緒あふれる宿根木の街は、とても心安らぐ空間だ!
宿根木は寛文年間(1661~1678)に廻船業の集落として発展し、一時は佐渡の冨の三分の一を集めた、といわれるほど賑わっていたとのこと。千石船(江戸~明治時代にかけて盛んになった弁財船)が、原寸で、復元されてあったが、日本中をかけめぐり、いろいろな文化や特産品を宿根木に運んでいたシーンにタイムスリップした気分になった。


投稿者: 吉井 日時: 20:54 | パーマリンク
取り木
2006年08月08日
「インターウォーズのインキュベーションは、取り木のようだ!」と、過日、親しい友人からいわれた。
「取り木」とは、枝の一部を、土の中に埋め、新しい根を発生いさせ、その後、親木から切り離して独立させる手段だ!
取り木で、殖やせる木々は多く、大抵可能であり、パワーのある枝を選び、親木から離して、土に埋め、枝を人為的に傷付け、土の上から(他の力を利用)石を置き、圧をかけてゆく姿は、偶然とはいえ、あまりにも、私達が提唱している「企業内起業のインキュベーション」の在り方と、そっくりでうれしい発見だった!

投稿者: 吉井 日時: 05:57 | パーマリンク
第104回 「個性的なキャリアとは」
2006年08月01日
最近、「個性的に、生きる」いう言葉を、よく目にしたり、耳にしたりする。
個性の尊重は、とても大切なことであり、誰しも願うことだ。
しかし、個性という事を、理解してない中で、ただ個性という言葉を仮面のように使ったり、無理に他人と異なる事を、個性的と口にしている様な気がする。
「ゴッホだって、始めは、誰もその才能を認めなかった。しかし、今では、素晴らしい評価をされている。自分は、ゴッホのように個性的にありたいのです!」と、転職を繰り返している方が、TVの特番で語っていた。個性は、人の間に生まれる。人を認めなければ、自分も認めない、結果、自己統一の力がなくなってしまう。だから、利己主義といった自分の殻に閉じこもった自己防衛の姿になってしまい「個性的に生きたい」という言葉だけが、一人歩きしているように思える。
彼は、ゴッホという画家を、「自我の強い、傲慢で自らを変えない頑固な人」と理解しているように思えた。しかし、実体のゴッホは、驚くほど謙虚で無私を持ち合わせ、多くの仲間達との交流を深めながら、日本画風を取り入れて、作品を創作した画家だ。
過日、社のメンバーが参加している劇団の演劇を観た。若き劇団員達が、ひとつのテーマに向かって、一人ひとりの持てるエネルギーを精一杯出しながら、全メンバーと一緒に表現している姿に、爽やかな感動を覚えながら、一人一人の劇団員に目が留まった。演劇や映画は、一人で創りあげることは出来ない。多くの人達との関わりによって素晴らしい作品が生まれ、その中から一際輝く役者が生まれていく。名を残す役者は、社会や組織に素直な態度で交わり、もまれて創造される。個人主義や利己主義でなく、自己表現することで、個性を生み出す。
孔子の「和して同ぜず」という言葉がある。才能を伸ばすのも、個性的なものを育て、表そうとするのも、和(調和)して、交わる事にある。同ぜずとは、自分を掴むことであり、この両面がなければ、個性を育てることはできない。和して、社会的なものを持たなければ本物の「個性」は、生まれない。
反対に、何かの団体や会社や組織に入って、大勢で仕事をして、大きな責任もなく成果も出ていると、自分を考えなくても過ごせていくようになり、表面だけ、和(同調)していく。「和して同ぜず」でなく、「同じて、和せず」では個性も何も無い。
本気で個性的に生きたいのであれば、まずは、社会と調和した上で、個性(持ち味)を
活かしていくという事を理解して欲しい。
先の劇団員のメンバーは、一人ひとりの持ち味を活かし、素晴らしい芝居を見せてくれた。
「皆違って、皆いい」個性は誰にでもある。自分勝手を個性と勘違いせず、社会や会社と和して、個性的な自分を開放して、キャリアを歩んで欲しいと願っている。

投稿者: 吉井 日時: 09:24 | パーマリンク