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月別過去ログ
プロフィール

吉井 信隆(よしい のぶたか)

インターウォーズ株式会社 代表取締役

大学卒業後商社を経て、1979年リクルートに入社。企業の事業戦略を推進する為の人材情報誌事業に携わり、新宿支社長をはじめ、首都圏の営業部長、新規事業開発部長を勤める。

現在は、日本初のヒューマンリソースを活かしたインキュベーション事業会社インターウォーズ株式会社の代表取締役。各企業の30を超える事業開発インキュベーションや自治体の新産業創出のアドバイザーや講演活動等を行っている。事業創造大学客員教授 ニュービジネス協議会理事

山下清

2007年10月09日

雨の降る日曜、上野の森美術館で、日本のゴッホといわれた「山下清」展を観てきた。
 以前から、素朴で力強い独特の画風は、いったいどうして、生まれたのか?気になっていた画家だ。

「裸の大将」「放浪画家」といわれ映画になった山下清は、幼少の頃、患った高熱で、知的障害を受け、内面の自己の世界に入り、「貼り絵」で独自の画風を創造し、「長岡の花火」に代表される多くの素晴らしい作品を残している。
 一つのことを追い求めた山下清の生涯は、彼の大好きな花火のような輝きを放した生き方を、示唆してくれた。

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投稿者: 吉井 日時: 08:54 | パーマリンク

月島もんじゃ

2007年10月07日

過日、当社のキックオフの打ち上げで、メンバー全員と、月島もんじゃに行った。
 もんじゃストリートの両サイドにもんじゃ屋さんが、70数軒それぞれ個性豊かな店構えで、競い合い、午後二時頃にも関らず賑わっていた。

 「昔、もんじゃは、下町千住の駄菓子屋の奥の鉄板が置いてあって、おばぁちゃんが焼いてくれ、子供がおやつとして食べていたんじゃ!月島より多かったかもしれんね~」と、我が家で子供が小さい頃、よく行った千住の今井のおばぁちゃんから、聞いたことがある。

 何故、月島だけが、千住のもんじゃ屋さんの2倍以上も高い値段で、多くのもんじゃ屋さんが残り成り立っているのか、不思議に思え、月島ストリートで踊りを見ていた老人に聞いてみた。
 「千住の駄菓子屋は、町の再開発でなくなったけど、交通不便な月島では、古い町並みと住民が残り、子供の食べていた駄菓子が、ビールに合う大人の食べ物になっただよ。 今から、30年程前、大人相手のもんじゃ屋が10軒くらいあってね、競争し合っててね、味付けやいろんなトッピングして、値段が高くなり、テレビや雑誌に取り上げられ、 今じゃ、日本全国どころか、海外からも、お客さんが来てくれるんじゃよ。」 と、教えてくれた。 
 「月島もんじゃ」は、街を興したエネルギーと、新しい味があった!

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投稿者: 吉井 日時: 08:30 | パーマリンク

第118回 「本当のプロフェッショナル」

2007年10月01日

 「プロフェッショナル」という言葉が、いたるところで使われている。最近、どうも核心から離れている様に感じる。
 企業間において、その道の経験や知識豊富な、何でも知っている「スペシャリストな人」を、「プロ」と呼んでいることがある。しかし、スペシャリストとプロフェッショナルは、似て非なるポジションだ。スペシャリストとは、与えられた環境には適応でき、定められたやり方であれば仕事を完璧にこなす人をいう。

 過日、セミナーで出逢った浅草のそば屋の4代目になる女将から話を聞いた。
「3代のれんを守れば本物といわれるじゃない。のれんを守るには、時代に対する適応力がないようじゃ、商売なんか絶対に続かないのよ!うちは、もともとお菓子屋だったのよ。真面目に頑張ってやってますじゃ、駄目になっちゃうのよ。いつも、アンテナ高く張って、情報キャッチして、のれんをイノベーションしてなきゃいけないわけよ!」と、信念を貫いて生きている女将の力強い素の日常会話に、余韻が残った。
 常に浅草でのそば屋の位置づけを認識しながら、一人ひとりのお客様に質の高いサービスを提供し続け、店を変革している下町の女将の姿に、プロフェッショナルを見る思いがした。

 私はこれまで、ジェネラリストでも、資格を持ったアマチュアでもなく、スペシャリストでもない、多くのプロフェッショナルを感じる人たちと共に仕事をし、彼等の仕事への考え方やスタンスに触れてきた。面白いことに、彼らが語る言葉に共通項があることに気がついた。それは、会話で使うボキャブラリーが、通常の人達と違うということだ。彼等が、一日に話すことをすべて書き留めたら、通常の会社で働いているメンバーとは、まったく違う内容になるはずだ。彼等の話す言葉には、特有のリズムがあり、人を励まし、相手の可能性を広げ、思いやりや感謝の言葉がいっぱい詰まっている。否定的なことや、人の悪口や、ネガティブなことを口にすることはなく、希望的な豊かな未来に向けての内容の会話が多い。そして、何よりも、「顧客との約束を守る」ことに関し、どんなことをしても問題解決するといった内容の話をよくする。

 プロフェッショナルな人達は、たとえ環境が変わっても、変化の本質を読み取り、状況を見極めながら、顧客との約束を守り、対価を得て、人や組織を正しい方向へインテグレート(合成する)し、筋を通すビジネス・プロフェッショナルの要件を持っている。

投稿者: 吉井 日時: 09:18 | パーマリンク