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プロフィール

吉井 信隆(よしい のぶたか)

インターウォーズ株式会社 代表取締役

大学卒業後商社を経て、1979年リクルートに入社。企業の事業戦略を推進する為の人材情報誌事業に携わり、新宿支社長をはじめ、首都圏の営業部長、新規事業開発部長を勤める。

現在は、日本初のヒューマンリソースを活かしたインキュベーション事業会社インターウォーズ株式会社の代表取締役。各企業の30を超える事業開発インキュベーションや自治体の新産業創出のアドバイザーや講演活動等を行っている。事業創造大学客員教授 ニュービジネス協議会理事

第130回 「破壊からの、スタート」

2008年10月01日

 今から14年前、世界での日本の一人あたりのGDPはNo.1となったといわれていた。
 このところ、政治も経済もますます混沌とし、海外に出かけると円の通貨価値が弱まっていることを感じるが、現在の、日本の一人あたりのGDPは世界で22番になったといわれている。そして、不動産業界の不振、リーマンブラザーズの経営破綻に始まり、金融不安に見舞われているせいか、未来に希望が持てないと、株価の低迷が続いている。

 過日、76歳になられる多くのベンチャービジネス企業の消長を見てこられた方から、次のような話を聞いた。
 「急激に事業が成長して、時代の寵児といわれた企業が、一気に停滞し行き詰まってしまうケースが後をたたない。これは、ベンチャー企業だけでなく大手企業にもいえることであり、ビジネス界だけでなく役者やスポーツマンにも言える。この停滞をどう打開するかの答えは、『破壊』にある。
 例えば、エビが成長するのは、殻が細胞分裂して育ってゆくのではなく、中身が成長してきて、殻に収まらなくなると、身の丈に合わなくなった古い殻を脱ぎ捨ててしまう。脱皮することによって大きくなり、その繰り返しによって、エビは成長してゆく。
 これまで努力して築いた事業の、更に大きな飛躍を試みるには、これまで確立したものの殻を、破壊しなければできない。」という内容であった。

 これまで築いた事業モデルを壊すことは勇気のいることであるが、現在の成熟した市場で、企業を飛躍させていく一歩は、壊すことから始まるという考えに余韻が残った。

投稿者: 吉井 日時: 09:35 | パーマリンク

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