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月別過去ログ
プロフィール

吉井 信隆(よしい のぶたか)

インターウォーズ株式会社 代表取締役

大学卒業後商社を経て、1979年リクルートに入社。企業の事業戦略を推進する為の人材情報誌事業に携わり、新宿支社長をはじめ、首都圏の営業部長、新規事業開発部長を勤める。

現在は、日本初のヒューマンリソースを活かしたインキュベーション事業会社インターウォーズ株式会社の代表取締役。各企業の30を超える事業開発インキュベーションや自治体の新産業創出のアドバイザーや講演活動等を行っている。事業創造大学客員教授 ニュービジネス協議会理事

おもしろおかしく

2009年06月21日

 過日、世界の分析機器のトップメーカーを築いた日本初の学生起業家といわれる京都の堀場製作所の創業者の堀場さんから、お昼を御馳走になり様々な話をうかがった。

 堀場さんは、日本経済の活力を創造するには、多くのベンチャー企業を創生することにあるとの思いから、起業家育成に永年取り組んでおられ1924年生まれの大先輩である。堀場さんは、冷えたシャンパンを飲みながら、これまでの経験を通じて、シリコンバレー型でのVCを絡めたベンチャー育成ではなくて、大企業から新規事業を、外に出して分離独立させることが日本の育成させるあり方だ。そして、京都では、他人の真似をすることは、馬鹿にされるので、この地の文化や技術を生かし、独自の競争力のあるものを造らないと、生き残っていけない。だから、人生一回きりなのだから、楽しむことを忘れずに、おもしろくおかしくやればいいんや。と笑顔で語られた。そして、あんたに、聞きたいのだけど、といくつかの質問をしてこられ、目を閉じながら、聞いておられ、「アグリーや!」と、親父のような世代の堀場さんから、申し訳ないほどエールと元気をもらった。

帰りに維新の幕開けの舞台になったといわれる、坂本竜馬がよく常宿にしていたといわれる寺田屋を訪ね、その夜、銀座で会社のメンバーと飲み、その後、六本木で親しい経営者仲間とはしゃぎながら、翌日を迎え何とも濃い一日を終えた。

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投稿者: 吉井 日時: 11:35 | パーマリンク

仕事の目的

2009年06月12日

 「あなたにとって仕事の目的って何ですか?」

 相談に来られる人に、私は時々人によって、こんな質問をします。なぜなら、仕事に対するスタンスが、見えない人がいるからです。
 こういった人は、目的をよく理解・納得したうえで、迷いなく全力でその仕事に打ち込んでいかないと結果的に転職を繰り返ししてしまい、40代後半から50代になって、人に尊敬されない状態に陥ってしまうことが多いものです。自分が何処に向かって仕事をすべきかに迷いがあれば、本気で頑張れないため成果も出ず、楽しめることなどありえません。

 過日、12年ほど前に出会った方から、「私が迷っていた時、吉井さんに一喝されたことを覚えていますか?」と言われました。「具体的な言葉は記憶していませんが、苦言を呈したことは覚えていますよ」と答えたら、「吉井さんは、私に大きな気付きを与えてくれた恩人です」と、大変光栄な言葉をいただきました。(自慢したいわけでは、ありません)

 ご本人が言うには、
 「『仕事の目的とは、仕事を通してあなたが人間的に成長して、他人が少しでも幸せになるお手伝いをすることだと思いますよ。今、貴方が直面していることから一歩も逃げないで山を登りきったら、360°周りが見渡せるようになる。諦めないで、挑戦し続けていれば、人間的にどんどん成長し、その目的に合致していくことがあります。ただ、辛いとか、今の上司のやり方が気に入らないとか、報酬が安いとか、仕事が向いていないとかなんだかんだと理由をつけて、今の職場から逃げ出して、楽な方へと転職しても、また次の職場でも同じことが起きますよ。とにかく今の仕事に全力投球して山を登り切ってから、相談に来て下さい。やり抜けばどんな仕事も楽しくなっていきます。

 自分(吉井)のことになるけど、私は百貨店に出向した際に、トイレの案内を2年近くしたことがあるけど、そんな仕事でも逃げずにやりきったら、けっこう仕事が楽しくなり、そこからさまざまな出逢いが生まれ、今日に至っています。
 仕事の究極の目的は、人間的に成長することにあり、はたを楽にすることが、仕事を楽しむことに繋がると思いますよ。結局、今与えられた仕事を楽しめなければ、何処に転職しても長続きしないから、今は、逃げないで山を登りきったらいいよ。』

 私にとってその言葉は衝撃的でした。悩み葛藤し続けていただけに、自分の腹にストレートに落ちたんです。真理をついていると痛感し、くやしいけどその通りだと思ったんです。それまで自分は、仕事の目的を表層的な目線で考えたことしかありませんでした。最も大事である仕事に対する基本的な姿勢や心構えや、時間軸が全く欠けていたことを思い知らされ、大きなショックを吉井さんから受けたんです。」

 その後、この方は、結局3年後仕事の山を登りきってから転職し、今、日本を代表する企業の社長に就任され、「『仕事の目的とは、』を、自分の言葉として多くの部下たちに語っています。」とのことでした。

こちらのコラムはキャリアウォーズより抜粋いたしました。

投稿者: 吉井 日時: 14:52 | パーマリンク